食育者協会

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協会の案内

あいさつ

目まぐるしく変動する社会の中で、人の暮らし方、生き方にも変化が起こり、それと共に様々な食にかかわる問題が生まれてきました。これらの問題は、家族や地域社会といった集団の中で、自然に伝達・伝承されてきた食の情報や知恵が、今伝わりにくくなっていることに起因するものが多いと考えております。
従って食に関わる問題の解決には、家族や地域社会といった集団の構造を、伝達・伝承がスムースに行われるように改革・改変する必要があるわけです。
しかしこの集団を構成するのは人であり、その人は、より多様な暮らし方、生き方を選択するようになり、価値観の違いも顕著になりつつあることから、一つの方向でこの構造を改革・改変していくことは、非常に難しいこととなります。
努力することは必要としても多くの時間と労力が必要となるでしょう。
従来の構造を改革・改変することが難しいとすれば、新しい形、集団を作れば良い、必要・十分な組織を作っていけばよい。と私たちは考えています。
先ずシーフードマイスター制度を創設し、魚介類の美味しさと魅力を社会に広めていく力を持った人材を育成し、社会貢献のできる集団を作り上げていきます。
さらに様々な分野から食に関わる問題に取り組む人たち、『食育者』を支援するために、新しいスタイルの組織や仕組みを作り育て、社会貢献を行って参ります。
今後とも皆様のご理解、ご協力を得て、食に関わる様々な問題に取り組み、多様な日本の食文化を守り、心身共に健康で豊かな食生活の実現に邁進していきたいと考えております。

日本食育者協会代表理事

一般社団法人 日本食育者協会
代表理事 藤掛 進

協会概要・沿革

活動目的

  • 食育者(フーディスト)を生み育てていきます。
  • 食育者(フーディスト)の活動を支援していきます。
  • 食育者(フーディスト)の活躍を通して社会への貢献をしていきます。

食育者(フーディスト)とは食を喜び、食を学び、知恵と文化を伝える人を言います。
食材を選び買う楽しみ、料理を作る楽しみ、食べる楽しみ、食にはたくさんの楽しみがあって、日常生活の中でこれらが連続していくことで喜びが生まれます。
食を学ぶことは技術を学ぶだけではありません。食のあり方や食の知恵、食を通した自然や地域社会との関わり方、或いは食を通した社会貢献の仕方など、多くの事柄を学ばなければなりません。
長い歴史の中で育まれた食の文化やその活動の中で生まれた知恵は、時代超えて存在し時としてより輝くものも多いと思います。これらの知恵と文化を継承し、或いはこれらを基に新しい食を創造し、伝え広めていく必要があります。
食を学ぶのは自分への食育となり、知恵と文化を伝えることは周りの食育となります。

活動指針

  • 地域性を大事にし、多様な食を発信します。
  • 食の伝統や文化を大切にし、守り育てていきます
  • 環境との共生を図りながら一次産業の発展に寄与していきます。

活動内容

地域性の重視
地域の特色ある食材や料理などの情報発信
協会ホームページを利用して各地域のSMCやその他の団体との情報交換
地域同士の食を通した交流イベントの開催
食文化の伝承
食文化を伝承し伝え広めていく為の制度作り
受け継いだ食文化を発展させていく人づくり
食文化を担う人達への支援活動
一次産業の発展
地域に実情に即した発展のためのプロセスの共同開発
地域や商材の特性に応じた商品の共同開発
一次産業の担い手の育成に関する支援活動

日本食育者協会の沿革

  • 2005 日本食育者協会設立総会準備会開催、 食育イベント第1回開催(大阪)
  • 2006 有限責任中間法人日本食育者協会の設立

  • 2006 食育セミナー第1回開催(福岡)

  • 2007 大阪第1回シーフードジュニアマイスター養成講座開催

  • 2008 シーフードマイスタ―(SMC)協議会設立

  • 2009 一般社団法人として認可

  • 2011 シーフードマイスター講座及び認定試験開催(大阪、愛媛、北海道等にて)

  • 2013 国産水産物流通促進センターとの共催により店頭販売技術スキルアップ講座開催。修了者へのシーフードJr.マイスター受験資格付与開始

  • 2015 店頭販売技術スキルアップ上級講座(国産水産物流通促進センター)修了者へのシーフードマイスターアドバイザリースタッフ資格付与(大阪、石川、北海道等にて)

  • 2015 農林水産省6次産業化サポートセンター、中央プランナー会員組織6サポウエストを当会内に創立

  • 2016 東北大震災復興水産加工業販路回復促進センターの復興水産販路回復アドバイザーとして、6サポウエストでの活動開始

  • 2017 販路回復促進センターの実施する消費地商談会への協力と人員派遣(大阪他)

  • 2018 ありのまま宣言活動開始。琵琶湖の保全と湖魚の活用開始

  • 2020 日本鯨類研究所より鯨食文化の普及事業受託。京都市内にて3回のイベント実施

  • 2020 新型コロナ感染症予防からシーフードマイスター講座全面休講

  • 2021 日本鯨類研究所より鯨食文化の普及事業受託。長崎県、宮城県イベント開催

  • 2022 公益社団法人 福島相双復興推進機構との基本契約締結。福島県支援活動へ