トップ>神饌共食セットのメニュー
神饌共食セットのメニュー
・あわび削り節
・搗栗
・おぼろ昆布
これらを同時に使用、又は同じタイミングで食べられるようなレシピを研究開発しました。
(レシピ提案:食育キッチン石黒 代表 石黒美江)
目次
1.三種のお餅プレート
作成者:山本 久美子
材料(2〜3人前)
切り餅・・・6個
油・・・・大さじ3〜6
A)鮑節・・・・2g
B)おぼろ昆布・・3g
砂糖・・・大さじ1
醤油・・・大さじ1
C)かち栗・・・12g
味噌・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ2
作り方
①お餅をフライパンに並べ、上から油をかけ火にかける。
②弱〜中火でじっくり焼き、こんがり焼き目がついたら裏返し、両面カリカリになるように揚げ焼きする。
A)②のお餅(2個)を皿に盛り、上に鮑節を振りかける。
B) 砂糖と醤油を混ぜ合わせておく。
②のお餅(2個)を砂糖醤油に浸し、おぼろ昆布を巻いて、お皿に盛る。
C)(1) 大きめの器にかち栗と被るくらいの水を入れ、電子レンジで5〜6分加熱する。
(2)器から栗を取り出し細かく(3mm〜5mm)切り刻み、(このとき戻し水は捨てないで)再び器に戻し電子レンジで5分加熱する。
(3)味噌と砂糖と(2)の栗を混ぜ合わせる。
(4)②のお餅(2個)をお皿に盛り、上に(3)の栗味噌をのせる。
コツ・ポイント・オススメの食べ方
・お餅を揚げ焼きするのがポイントです!素揚げするとより一層美味しくなります。
・かち栗は個体差があります。レシピの加熱時間では少し硬さが残るものもあります。その場合はお好みの硬さまで加熱してください。
・味噌の種類によって砂糖は加減してください。
2.三献大根
作成者:鯵坂 美智子
材料(2人前)
大根・・・・・・・・・8cm
大根葉(あれば)・・・2〜3本
かち栗 ・・・・・・・・12g
A
|水・・・・・・・・・300ml
|砂糖・・・・・・・・大さじ1/2
|しょうゆ・・・・・・大さじ1.5
|みりん・・・・・・・大さじ1
|ごま油・・・・・・・大さじ1
|白だし・・・・・・・大さじ1
おぼろ昆布・・・・・・適量
削りあわび・・・・・・適量
ごま油・・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・少々
作り方
①かち栗を30分以上水に浸け、柔らかくなったらいくつかに切り分けておく。大根は皮を剥き2cmの輪切りにして4つに切る。大根葉は5mmぐらいに刻む。
②大根を耐熱皿に広げて乗せ、ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wに5〜6分ほどかけて柔らかくする。
③鍋にAの煮汁と①の栗、②の大根を入れ、ふたをして強火にかける。沸騰したら弱目の中火にしてふたをずらして乗せ、時々上下を返しながら、大根に竹串がスッと通り、栗が柔らかくなるまで煮て火を止めそのまま煮汁に浸けておく。
④フライパンににごま油少々を熱して大根葉をしんなりするまで炒める。大根の煮汁少々と塩少々、削りあわび少々を絡めて汁気をとばす。
⑥器に大根と栗を盛り付け、上にカットしたおぼろ昆布と削りあわびを乗せ、大根葉をそえる。
コツ・ポイント・オススメの食べ方
・大根を電子レンジで下茹ですると、煮る時間が短縮できる。
・かち栗の固さには個体差があるが、30分以上水に浸けておくと茹でた時にも柔らかく仕上がる。
・大根と栗は冷めるまで煮汁に浸けておくと味が染み込む。
3.三献里芋がゆ
作成者:鯵坂 美智子
材料(2人前)
炊いたご飯・・・・・・・・100g
里芋(皮むき後)・・・・・80g
A
|水・・・・・・・・・・・300ml
|白だし・・・・・・・・・25ml
かち栗・・・・・・・・・・12g
おぼろ昆布・・・・・・・・適量
削りあわび・・・・・・・・適量
ごま油・・・・・・・・・・適量
細ネギ(小口切り)・・・・適量
作り方
①栗はかぶるぐらいの水に30分以上浸け、柔らかくなったら1cm角ぐらいに切る。
②里芋の皮をむき、いちょう切りにする。(水には浸けない)
③鍋にご飯とAを入れ、固まりをよくほぐす。そこに①の栗と②の里芋を入れ、強火にかける。沸騰したら優しく混ぜて、少しずらしてふたをし、弱火で20分ほど煮る。好みの柔らかさになったら火を止める。
⑤器に盛り付け、ごま油少々を回しかける。カットしたおぼろ昆布と削りあわび、ネギの小口切りをトッピングして頂く。
コツ・ポイント・オススメの食べ方
・かち栗の固さには個体差があるが、30分以上水に浸けておくと茹でた時にも柔らかく仕上がる。
4.うちかちむすび
作成者:御室 律子
材料
米・・・・1合
鮑節・・・2g
昆布・・・3g
搗栗・・・12g
塩・・・・適宜
作り方
①下準備として、搗栗は一晩冷蔵庫で浸水しておく
②昆布は最後に巻く分を残しておく
③鮑節と刻んだ昆布と搗栗を米とあわせ搗栗を浸水していた水も加えて水を加減する
④炊きあがったら混ぜ合わせ適宜 塩でむすぶ
⑤昆布を巻く
コツ・ポイント・オススメの食べ方
・搗栗は浸水だけで炊くと少し固めなので柔らかめがお好みの方は鍋で煮るかレンジで柔らかくしておいてから炊くとより一層柔らかくいただけます。
・昆布を巻かずにすべて米と炊いてもおいしいです。
5-1.鮑のパリパリ焼き
作成者:川端 佐織
材料(1人前)
鮑スライス・・1袋
砂糖・・・・・1g
みりん・・・・1g
醤油・・・・・10滴
作り方
①オーブンを150℃で予熱する。
②器にに砂糖、みりん、醤油を加え混ぜる。
③鮑スライスを②の調味液に漬入れ、全体的に調味液がなじむようによく混ぜておく。
④天板にクッキングシートを敷き、③を広げて並べる。
⑤予熱が完了すると、④をオーブンに入れ、2分焼く。
コツ・ポイント・オススメの食べ方
・④の工程では鮑の塊があっても美味しく焼けるので、ざっくり広げる程度がちょうどよい。
・使用するオーブンによって同じ温度でも火加減が異なるので、加熱のしすぎには十分に注意をし、加熱後は少し柔らかさが残る程度が良い。
・加熱後は、冷ましながら放置することで、味の深みが増し、より美味しく食べられます。
5-2.搗栗のグラッセ
作成者:川端 佐織
材料(1人前)
搗栗・・・・・1袋
バター・・・・5g
砂糖・・・・・5g
白ワイン・・・5g
作り方
①器に搗栗と水(分量外)を入れ、600Wのレンジで5分温める。
②温まった搗栗を取り出し、さいの目にカットし、再度600Wのレンジで5分温める。
③オーブンを230°Cに予熱する。
④バター、砂糖、白ワインを耐熱の器に入れ温まったオーブンに5分入れ、少し煮る。
⑤オーブンの温度は保ったまま、④にカットした搗栗を調味液に浸すように加え、230°Cのオーブンで15分煮詰める。
コツ・ポイント・オススメの食べ方
・使用するオーブンによって同じ温度でも加熱加減が異なるので、焼成後の様子を確認し、追加の加熱など微調整をする。
・栗が冷めると一部がカリカリになり、違う食感が楽しめます。
・④の工程で、先に調味液だけを煮詰めることで、栗の中まで味が浸透し、より美味しくなります。
5-3.おぼろ昆布のパリパリ焼き
作成者:川端 佐織
材料(1人前)
おぼろ昆布・・1袋
砂糖・・・・・1g
みりん・・・・1g
醤油・・・・・1g
黒ごま ・・・ 適量
作り方
①オーブンを150°Cで予熱する。
②器に砂糖、みりん、醤油、黒ごまを加え混ぜる。
③おぼろ昆布をキッチンバサミで5cm程度にカットする。
④ ③の昆布を②の調味液に漬入れ、全体的に調味液がなじむようによく混ぜておく。
⑤天板にクッキングシートを敷き、④の味付き昆布を広げて並べる。
⑥オーブンの予熱が完了すると、⑤の天板を入れ、3分焼く。
コツ・ポイント・オススメの食べ方
・④の工程では、調味が昆布全体に絡まなかった場合は食べる箇所により味の変化が楽しめます。
・⑤の工程では昆布の塊があっても美味しく焼けるので、ざっくり広げる程度がちょうど良い。
・使用するオーブンによって同じ温度でも火加減が異なるので、加熱のしすぎには十分に注意をし、加熱後は少し柔らかさが残る程度が良い。
・加熱後は、冷ましながら放置することで、味の深みが増し、より美味しく食べられます。